歯の状態に合わせて使う装置を選択します。
矯正歯科治療に使われる装置は、歯の状態によっていろいろ。そこで、よく使われる装置を集めてみました。大きく分けて、口の中だけにつける装置と、顔や頭にもつける装置の2種類があって、それぞれ自分でとりはずせるものと、そうでないものがあります。
写真で見ると「えー、こんなのが口の中にはいるの~?」って思うかもしれませんが、慣れればけっこう平気!おしゃべりだって、ふつうにできます。
リンガルアーチ
矯正が必要な部分(1〜2歯)を歯の内側から細いワイヤーのスプリングを使って動かす装置です。歯の生える隙間を確保するために使う場合もあります。
装着したばかりの頃は、ちょっと違和感はありますが1週間〜10日位で慣れてきます。手でスプリングを触ると壊れたり曲がったして口の中を切ることがあるので、あまり触らないよう注意が必要です。
装着したばかりの頃は、ちょっと違和感はありますが1週間〜10日位で慣れてきます。手でスプリングを触ると壊れたり曲がったして口の中を切ることがあるので、あまり触らないよう注意が必要です。
ファンクショナルアプライアンス
筋肉の動きを利用してあごの発育を誘導し、上顎と下顎の噛合せが良くなるようにする装置です。装置の中にあるネジを回して、あごを広げる場合もあります。できるだけ長い時間入れるようにし、1日14時間以上は装着できるようにしていきます。外している時はきちんとケースに入れて保管する必要があります。
また、風邪をひいたり鼻が詰まっている時は装着しなくても大丈夫です。永久歯に生え変わった頃に、仕上げの矯正治療が必要になります。